私が知る限り、ブラジルでは結婚式は金曜日、もしくは土曜日の夜にするのが一般的。式の1週間ほど前に「シャ・ジ・パネラ」というパーティをします。女性だけでしたり、男女一緒にします。友達を招いてご飯を食べたり、花嫁、花婿の顔に落書きをしたり、ゲームをしたりして遊び、みんなからプレゼントをもらいます。私は一度参加したことがあるのですが、そこでは椅子取りゲームをして遊びました。(「シャ・ジ・パネラ」は、直訳すると「鍋のお茶」。なんでこんな名前なのかは知りません・・・。 )
 
結婚式の詳細は後日私が式をしてから報告します。

今、結婚式のために準備していることは、招待状の作成。友人に依頼をして作成してもらっています。教会で会ったり、普段よく会っているのでわざわざ招待状なんて作って渡さなくてもいいと思うのに、そこはきちんとしないといけないらしい。変なところにこだわるブラジル人。

他の準備は衣裳のレンタル、音楽の選曲、飾り付けの準備、美容院選び。結婚指輪は婚約指輪と一緒。婚約をしたら右手に金の指輪をはめる。式当日はその指輪をはずし、指輪の交換のときに子供が指輪を持ってきて、お互い左の薬指にその指輪をはめる。

お！式までにしないといけない重要なことがありました！日本のように婚姻届を登記所に提出します。書類を提出したら二人が結婚することを新聞に掲載します。「この二人が結婚を予定しているが、問題のある方は連絡ください」という記事が掲載される。これは重婚を防ぐため。でも、新聞を毎日読んでいるブラジル人なんてほとんどいないからあまり意味がない・・。だれも文句を言ってこなければ、申請して1か月後くらいに晴れて夫婦になります。

(07/12/17 Maki)

昨日は婚姻手続きをしに登記所に行ってきました。すぐに手続きができるように書類もきちんと調べていきました。

私のパスポート、日本から持ってきた外務省、大使館認証の戸籍謄本、そのポルトガル語訳、彼の身分証明書を持って行きました。婚姻手続きには親族以外の二人の承認がいるとのことだったので、友人二人についてきてもらいました。

ところが、パスポートの翻訳もいると言われ受理されませんでした！！！パスポートは日本語と英語で書いてあるのに・・・。

翻訳は政府公認の人に依頼をしないといけないので、また数日後になってしまいます。

登記所で書類が受理されても1ヶ月後にやっと結婚が認められます。登記所が認めない限り教会も認めることができないらしく、予定している1月27日に式が挙げられるか怪しくなってきました・・・。
 
とりあえず、来週月曜日にはパスポートの翻訳書類が届くはずなので、月曜日に再度登記所へ行ってきます・・・。

皆様に、メリー・クリスマス。

(07/12/19 Maki)

昨日牧師に状況を説明したところ、特別に予定通り式をしてくれるとのことでした。書類は後日作成してくれるとのことでした。よかった！親が来る予定だから予定通り進まないとどうしようと思っていました。

でも、ブラジルで正式に夫婦として認められるのはいつになるのかな・・・。それが認められないと永住ビザの申請、日本に対する婚姻手続きができないんです。日本は配偶者ビザになりますが、ブラジルでは永住ビザになるそうです。

昨日、教会のコーラス隊がスーパーでクリスマスソングを歌いに行きました。私も見学にいったのですが、スーパーの一角にドラムやギターなどを準備し、ナレーターが歌の合間にクリスマスの紹介をしていました。ブラジルはキリスト教の国ですが、毎週日曜日に必ず教会に行くかと言うとそうでない人が多いのが現状です。土曜日には広場でコーラス隊が歌を歌います。

今、私は結婚講座を教会で受けています。8回講座があります。1組の夫婦が講師となり、彼と4人で勉強会をしています。1冊の本をみんなで読んでいます。その本はアンケートのようになっているのでそれを私と彼が応え、その夫婦にコメントをもらいます。とても参考になります。神様を柱にして二人の関係も保っていくことの大切さを教えてもらっています。

(07/12/21 Maki)

結婚式まであと17日となりました。準備はまだ完了していません・・・。下の写真は、今、みんなに配っている結婚式の招待状です。

(1)でお話ししたcha de panela（シャ・ジ・パネラ）を教会ですることになりました。だいたい150名を予定しており、みんなからの要望で焼きそばを作る予定です。和太鼓の披露も友達に依頼してパーティでしてもらうことになりました。
 
式の内容等は終わってからゆっくりお知らせします。
 
今は新婚旅行のホテルの予約を頑張っています。ちょうどカーニバル休暇と重なってしまってホテルが通常価格よりも高くなってしまっているので大変です・・・。まだサンパウロのホテルが決まっていません。新婚旅行はサンパウロ→リオ→ベレン→マラニャオを予定しています。リオ→ベレンは飛行機で行きますが、あとはバスで移動します

(08/01/10 Maki)

ただいま!!　お久しぶりです。やっと落ち着いてメールもできるようになりました・・・。と、言ってもまだ家にはネットをつなげておらず、ネットカフェからメールをしていますが。

まずはシャ・ジ・パネラについて報告します。

私たちは教会の協力の元、教会でパーティをしました。日本とブラジルの合同パーティということだったけど、教会の人が盛り上がり、日本祭りのような感じになりました。

まずは教会らしく牧師のお話、歌があってから日系人の方々の和太鼓発表。そして、焼きそばを食べて、ケーキを食べておしまい。普通はゲームをしたりするのですが、シンプルにしたかったので何もしませんでした。

給仕をしてくれた人たちは半被（はっぴ）を着たいと言ったので、簡単に作って7人の人が半被とはちまき姿でもてなしてくれました。エウバウドは皆さんがプレゼントしてくれた作務衣を着て、私は一応主役なので、浴衣ではなんなので着物をきました。150人位集まってくれました。

さて、日曜の10時半に結婚式。

結婚式の準備も大変でした。前日までバタバタしていました。いろいろ、花や飾りなどを注文していたのですが、持ってきてくれず、わざわざ全部取りに行かないといけなくて忙しかったです。

朝の結婚式は本当に珍しく、なんでっとみんなに聞かれました。私は美容院で髪とドレスの着付けを頼んでいたので、朝6時半に行きました。そんな早く行く必要ないと思ったのですが・・・。

結局9時に全部準備ができ、10時半の結婚式は時間どおり始まりました。これもかなり珍しいことで1時間くらい遅れるのがほとんどです。

前日に結婚式のリハーサルがあったのですが、結婚式のスタッフがみんな教会のメンバーでとても温かい雰囲気で、私の父はリハーサルで感動していました。

当日の流れはまず牧師と歌を歌ってくれる女の人が二人で入場。仲人(!?)2組入場。そして、私の母とエウバウドが入場。エウバウドのお父さんは体調が悪いため、前もって前に座ってもらいました。

そして私の父が私を迎えに外に出ました。私はオープンカーで登場！で、父と二人で入場。

牧師の話のあと、牧師が「指輪はどこですか？」と聞くと、子供が指輪を持って入場。私は扇子の上に折り紙で鶴を作り、鶴の首に指輪を通して持ってきてもらいました。

そして、指輪の交換の時に日本では牧師が「死が二人を分かつまで・・・・」とか言って「はい」と答えればいいだけですが、こちらでは牧師に続いて全部自分で言わなければなりません。そこでエウバウドは日本語で私はポルトガル語で誓いました。

で、退場！でも、牧師が呼び止め、みんなで祝福のお祈りをしてくれて退場となりました。

結婚式のあとは公園にドレスを着たまま行き、写真撮影がありました。

結婚書類は無事にでき、ブラジルでは晴れて夫婦となりました。あとは永住ビザの申請と日本大使館への申請です。私はまだ日本では独身なので。

来週からはいよいよ日本語学校が始まります！

(08/02/13 Maki)