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ジャンヌ=ダルクの歩いた道
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       ジャンヌ=ダルクはフランス北東部のドン=レミ村の農家に生まれました。ドン=レミ村は現在でも人口200人足らずの小さな村で、ジャンヌの生まれた家も保存されています。村のまわりにはジャンヌが子供のころに遊んだ「かしわの木の森」が、まるで当時のままのように広がっています。  | 
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       18歳の時、「王太子シャルルを助けよ」という神の声を聞いたジャンヌは、はるばる旅をしてシノ
       
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       シャルルの許しを得たジャンヌは男装をし、軍を率いてオルレアンへと向かいました。オルレアンはシャルルを支持する数少ない町の一つでしたが、イギリス軍に包囲されて陥落寸前だったのです。ロワール川にかかるこの橋(昔とは少し位置がちがう)のたもとにイギリス軍の砦がありましたが、激しい戦いの末ジャンヌはこれを奪い、イギリスを破ってオルレアンを解放しました。オルレアンでジャンヌが住んだ家は、現在博物館として保存されています。  | 
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       ついでジャンヌは、シャルルをはげましてランスの町へ行き、大聖堂で盛大な戴冠式(初めて王冠をかぶる式)を成功させました。当時、ランス大聖堂で戴冠式を行わなければ正式なフランス王とは認められなかったからです。正式に国王シャルル7世となった王太子を見て、今までイギリス側についていた貴族達も次々シャルルの側につき始めました。  | 
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       自信を得たシャルル7世はその後国をまとめ、1453年、カレーを除くフランス全土からイギリス軍を追い出し、フランスを勝利に導くことになります。しかしこの過程でジャンヌはしだいに王から疎んじられるようになっていきました。王の支援を得られぬまま戦ったコンピエーニュでジャンヌはイギリスと結ぶブルゴーニュ派貴族軍の捕虜となり、イギリスに引き渡されてしまいます。  | 
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       ジャンヌはルーアンで宗教裁判を受け、「男装
       
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